本当にあった(秘)ミステリー12/26

テレビ東京1・本当にあった(秘)ミステリー2018年12月26日(水)18:25~21:00の放送内容

世界で本当に起きた衝撃的事件を紹介する企画の6弾。メキシコ極悪刑務所から驚愕の女装作戦で脱獄!?4年前に日本でも大きく報道された航空史上最大の謎など。

番組内容

ペルーを旅行していたアメリカ人の青年、ドワイト。軽い気持ちで薬物密輸を引き受けたが、メキシコの空港で逮捕された。収容されたのは、メキシコにある極悪人ばかりが集まる刑務所。地獄のような日々…。そんな中、彼は服役中に1人の女性と出会い、恋におちる。面会を重ね愛を深めていく中でドワイトは脱獄を決意!2人はドワイトが女装して脱獄するという前代未聞の計画を立てた。果たして、脱獄は成功するのか?2人の運命は?「消えたマレーシア航空370便」 今から4年前、ハイジャック説など様々な憶測が飛び交った。果たして機内で何があったのか?航空史上最大のミステリーの真相に迫る! この他、正義感溢れた警察官による謎の衝撃事件、スキー旅行でまかの脳梗塞など。

《マレーシア航空370便墜落事故》

2014年3月8日に起こった、マレーシア航空MH370便墜落事故。同機はクランプールから北京に向かっていたが離陸後約50分後にレーダーから消失。その後の行方はまったくわからなくなったが、約一年後の2015年7月29日フランス領レユニオンにて、同機の一部が発見される。墜落原因としては、「パイロットの精神異常説」「自爆テロ説」「エイリアン関与説」など様々な説が取りあげられていた。
マレーシア航空370便
フランスのロワシー=シャルル・ド・ゴール国際空港 (LFPG) を離陸する事故機(2011年に撮影)

事故機の9M-MRO(2011年撮影)
事件・インシデントの概要
日付 2014年3月8日
概要 海上への墜落(推定)
現場 インド洋周辺海域(正確な位置は不明)
乗客数 227
乗員数 12
行方不明者数 239(全員、いずれも認定死亡
生存者数 0
機種 ボーイング777-200ER
運用者 マレーシア航空
機体記号 9M-MRO
出発地 マラヤ連邦の旗 クアラルンプール国際空港
目的地 中華人民共和国の旗 北京首都国際空港
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事故後1年以上にわたって行方が分からなくなっていた2015年7月29日フランス領レユニオンにて、同機の一部とみられる航空機の残骸が発見され、8月5日370便の一部であることが判明した。機体が発見されるのに先行する形で2015年1月29日、マレーシア政府はマレーシア航空370便は消息を絶った後に墜落して搭乗者は全員死亡したと正式発表した[1]。なお、同年にマレーシア航空17便撃墜事件インドネシア・エアアジア8501便墜落事故が発生しているため、2014年はマレーシアの航空業界で大きなダメージとなった。2017年1月17日、海底捜索活動が終了した[2]

概要

消息不明

370便の飛行経路

マレーシア航空370便(中国南方航空とのコードシェア便(748便)[3])は、2014年3月8日午前0時41分(現地時間)、12人の乗員を含む239人を乗せてクアラルンプール国際空港を出発した[4]。370便は同日午前6時30分に北京首都国際空港に着陸予定であった。

370便は離陸の約50分後、ベトナム南部の海岸近くの海上を航行中[5]の午前1時30分にクアラルンプールの西南西約15kmにあるスルタン・アブドゥル・アジズ・シャー空港(スバン空港)の管制当局との正常交信終了後、次の予定飛行空域を担う管制当局とは交信を開始せず、以後口頭無線通信に依る管制当局との交信を絶った。救難信号などは出されていなかった。また、このフライトのフライトレーダーを見ると南に向かっているのが確認された。マレーシア空軍は軍事レーダーなどから、消息を絶つ直前に、出発地のクアラルンプールに引き返そうとした可能性があるとしている[6]。その後、タイランド湾トーチュー島英語版付近に墜落した[7][8]とされていたが、マレーシアのヒシャムディン・フセイン運輸大臣代理により否定された[9]。その後、3月11日に、マレーシア空軍幹部がCNNの取材に対し、同機はベトナム沖上空でATCトランスポンダが自動応答を返さなくなった後、目的地の北京とは逆方向へ引き返したとみられ、同空軍は出発地クアラルンプールの北西、マラッカ海峡の上空で機体を見失ったと語った[10]

捜索

遭難機は離陸約50分後にレーダーから消失したが、ベトナム人民空軍の捜索によってレーダー消失地点であるトーチュー島の南約140kmの海面に油膜の帯と煙が確認され、翌日には同機の緊急脱出用ドアと思われる物体が浮いているのを発見したと同国政府関係者が伝えた[11][12][13]。しかし、ボーイング777型機には緊急脱出専用のドアは無い上に、漂流物発見の翌日にベトナム当局は漂流物も油膜も事故とは無関係との見方を示している。

3月20日、オーストラリア海洋安全局英語版(AMSA) は、衛星画像の解析から、オーストラリア西部の都市パースの南西沖約2,500kmの地点で、同機と関係がある可能性のある大小2つの物体を見つけたと発表した。大きいほうは24mぐらい、小さいほうは5mぐらいの大きさだという[14]。また3月22日には、新華社通信が、それら2つの物体からさらに120km離れた地点で、長さ約22m、幅約13mの浮遊物を発見したと報じた[15]。しかしこれらが当該機の残骸であるとの確認は取れないままであった。なおマレーシア航空は事故後の3月14日より、同区間を飛行する便名をMH370/MH371からMH318/319に変更[16]し、MH370を欠番とした。

墜落認定編集

370便の飛行経路および探索領域と発見された破片の位置

レユニオン島で見つかった翼のフラップより墜落場所を仮定

インド洋での海流

3月24日、マレーシアのナジブ・ラザク首相は、イギリスの衛星通信会社インマルサットとイギリスの航空事故調査局 (AAIB) による衛星情報の新たな解析の結果、同機がインド洋南部に墜落したと見られると発表した[17][18]。生存者はいないとしている[19]。このマレーシアの説明に不満を持った中国人の乗客の親族らが、北京市のマレーシア大使館の前でデモを行った[20][21]。マレーシア政府は2015年1月に、機体がその残骸さえ見つかっていないことなどから乗員・乗客は全員死亡したと推定した[22][23]

残骸発見

2015年7月29日、フランス領レユニオンにて、航空機の残骸と思われる部品[24]、スーツケースが発見された[25]。フランス、トゥールーズに運ばれて詳細に調査されたところ、ボーイング777の部品であることが判明した[26]。その後、8月6日にナジブ首相が記者会見を行い、「レユニオン島で発見された航空機の機体について、370便の機体の一部であることを確認した」と発表した[27]。発見された機体の一部は「フラッペロン」であった[27]

2016年3月21日にも南アフリカで、搭載されていたエンジン「ロールス・ロイス トレント892」の一部と見られるエンブレム入りの破片が見つかっている[28]

この他、370便のと思われる残骸が、レユニオン島だけでなく、モザンビークモーリシャスマダガスカルなどで見つかっている。この内、マダガスカルには乗客の所持品と思われる手荷物が2016年6月頃に海岸へと漂着していた。そして、同年9月13日までに、マダガスカル南東部のサントルース近郊で、370便の機体の一部と思われる残骸が焼け焦げた状態で漂着しているのが発見された。そのため、370便の機内で火災が発生した可能性が浮上している[29]

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