引き出し式収納・台所作り 中村好文
趣味どきっ! 人と暮らしと、台所「建築家・中村好文~遊び心を忘れない~」2019年2月19日(火)
21:30~21:55 NHKEテレ1東京にて放送されます。
毎日の暮らしに欠かせない台所。人の胃袋と心を満たす食べもの、それを作るための大切な場所。達人たちの知恵と工夫を美しい映像と言葉で紡ぐ。あなたにとって台所とは?個人の住宅設計で定評のある建築家、中村好文さんの事務所では、長年「自炊ランチ」の習慣がある。お昼、中村さんも参加して買い物から調理、後片付けまでスタッフが分担してランチを手作り。費用は一人300円前後。こうした生活感覚が住宅設計には大切だと中村さんは語る。そのコンパクトなキッチンには、お皿の引き出し式収納やまな板の独特な使い方など機能性と遊び心が満載。中村好文さん直伝、台所作りのヒント、必見です!
《中村 好文》
建築家。日本大学生産工学部建築工学科居住空間デザインコース教授。多摩美術大学美術学部環境デザイン学科客員教授。
建築家…中村好文,中村夏実,
麻生久美子
中村 好文(なかむら よしふみ、1948年 – )建築家。日本大学生産工学部建築工学科居住空間デザインコース教授多摩美術大学美術学部環境デザイン学科客員教授。
中村好文 | |
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生誕 | 1948年(70–71歳) 千葉県 |
国籍 | 日本 |
出身校 | 武蔵野美術大学 東京都立品川職業訓練校 |
職業 | 建築家 |
受賞 | 吉岡賞(1987年) 吉田五十八賞(1993年) |
所属 | 吉村順三設計事務所 レミングハウス |
建築物 | 三谷さんの家 museum as it is Lemm Hut 伊丹十三記念館 |
略歴
千葉県九十九里町出身。武蔵野美術大学建築学科卒業。卒業制作では宇宙船内の無重力下を想定した住宅を設計するも評価は得られなかった。小さな設計事務所に勤務するも数年で退職し、その後都立品川職業訓練校木工科にて家具製作を学んだ。1976年から1980年まで吉村順三設計事務所に勤務し、吉村の家具製作のアシスタントを務め、1981年に独立して設計事務所を設立し、住宅建築を中心に活動し家具製作も行っている。1993年に「一連の住宅作品」で第18回吉田五十八賞特別賞を受賞。伊丹十三のエッセイが好きで、2007年に開館した伊丹十三記念館の設計を担当している。様々な建物を紹介するエッセイストとしても知られており、建築家としての活動のみならず執筆活動も20年にわたって継続的に行っている。
作品
- 『吉村順三・住宅作法』 吉村順三との共著、1991年、世界文化社 ISBN 978-4418915149
- 『普請の顛末』 柏木博との共著、2001年、岩波書店 ISBN 978-4000246095
- 『住宅巡礼』 2000年、新潮社 ISBN 978-4104350018
- 『続住宅巡礼』 2002年、新潮社 ISBN 978-4104350025
- 『普段着の住宅術』 2002年、王国社 ISBN 978-4860730000
- 『住宅読本』 2004年、新潮社 ISBN 978-4104350032
- 『意中の建築 上・下巻』 2005年、新潮社 上巻 ISBN 978-4104350049、下巻 ISBN 978-4104350056
- 『フランスロマネスクを巡る旅』 木俣元一との共著、2004年、新潮社 ISBN 978-4106021206
- 『パン屋の手紙 往復書簡でたどる設計依頼から建物完成まで』 神幸紀との共著、2013年、筑摩書房 ISBN 978-4480878632