陶芸体験(ねんどとふれあい)・手描友禅・江戸表具・江戸木彫刻などの展示や実演や彫刻硝子・手拭い絞り染め・和人形・手描友禅体験などの各種工芸製作体験(有料)などが楽しめます!
添え盆(お茶 和菓子付き¥500)や特別参加として、群馬県みなかみ町「たくみの里」より特別展示・即売会も開催されます!
「第28回中野区伝統工芸展」が6月7日(金)~6月9日(日)まで開催されます。
伝統工芸展は区内在住の伝統工芸職人が匠の技を実演し、使う程に美しさと愛着の増す工芸品の魅力の数々を紹介する催しです。
手描友禅や江戸木彫刻など各工芸品の実演や展示に加え、製作体験も行われます。
日本の繊細で豊かな感性と技術が暮らしの中で磨かれてきた伝統工芸。次の世代に伝え続けていく伝承の技、匠の実演とともに皆様にご紹介いたします。
今回は会場が「なかのZERO」に変わり展示も一新。ご期待ください。
会場には英語が話せる通訳がいますので、外国の方もご参加いただけます。
実際にご覧いただき、伝統工芸品の素晴らしさをお楽しみください。
細やかな紙の扱いや刷毛さばきが必要なことから、“水と刷毛による芸術”と呼ばれる「江戸表具」や、江戸文化の“いき”の伝統を受け継ぎ、下絵から色挿し・仕上げまでの工程を手描きによって染付している「手描友禅」などを紹介します。
今年も群馬県みなかみ町による特別展示と即売会を合わせて行います。
そのほか、大人だけでなくお子様も楽しめる製作体験コーナー(有料)もあり、手拭い絞り染めや半衿付け、グラス彫刻などが三日間体験できます。
無料で伝統工芸に触れることができる機会ですので、是非ご家族みんなで訪れてみてはいかがでしょうか。
《手描友禅とは》
手描き友禅には京友禅、加賀友禅、東京友禅(江戸友禅)があります。 これらの友禅は紙に図案を描き、それを基に白生地へ柄を手描きしてゆきます。
「手描き友禅」の大きな特徴のひとつは「糸目(いとめ)」です。「糸目」とは柄の輪郭線の白い線の事を言います。 「糸目糊(いとめのり)」と呼ばれるモチ米を原料とした防染糊を柿渋紙で作った円錐型の筒に入れ、 糸目糊を白生地に細い線としてしごき出しながら柄を描きます。
糸目糊を均一な細さで自由自在に美しく描けるようになるまでにはとても長い修行期間が必要です。 糸目が描き終わった後にその内側を彩色し、さらにその後、柄全体を防染糊で防染し、引き染めをします。 最後に防染糊を洗い落とし、蒸して色止めをして反物になります。(腰原きもの工房さんより)
《期間・会場》
期間/6月7日(金)~6月9日(日)午前10時~午後5時
会場/なかのZERO西館美術ギャラリー1階、2階(中野2丁目9-7)
主催/中野区伝統工芸保存会
協賛/中野区
後援/中野区教育委員会
協力/関東バス株式会社
もみじ山共栄千光会
特別参加/群馬県みなかみ町