『ばぁば』の愛称で親しまれている鈴木登紀子さん(94)現役最高齢の料理研究家!

あしたも晴れ!人生レシピ「ばぁば チャーミングの秘密~鈴木登紀子(94)~」

2019年6月14日(金)
20:00~20:45の放送

鈴木登紀子さん(94)。ばぁばの愛称で親しまれている日本料理研究家。実は病魔とも闘っているが、そう思わせないような笑顔が魅力。そのチャーミングさに迫る。

番組内容

鈴木登紀子さん。94歳。ばぁばの愛称で親しまれている日本料理研究家だ。40年以上にわたって料理番組に出演し続けている。いまだ入れ歯なし、補聴器なしと、元気いっぱいに見えるばぁばだが、80代後半からは大腸がんや肝臓がんなど病魔との闘いの連続だった。それでも病魔に屈することなく笑顔を絶やさないばぁば。そのヒントはささやかな楽しみの積み重ねにあった。番組では、そんなばぁばのチャーミングの秘密に迫る。

出演者

ゲスト

料理研究家…鈴木登紀子,

司会

賀来千香子,小澤康喬,

語り

大海吾郎

★鈴木登紀子(すずき・ときこ)さん

1924(大正13)年青森県生まれ。自宅で主宰した料理教室が評判を呼び、46歳で料理研究家としてデビュー。料理番組「きょうの料理」への出演は40年を超え、ばぁばの愛称で親しまれています。現在、現役最高齢の料理研究家。94歳になったいまも、NHKの「きょうの料理」などの料理番組で活躍しています。先日、新刊『ばぁばの100年レシピ』も刊行しました。

とても元気な登紀子さんですが、実は、子宮筋腫、大腸がん、糖尿病と、大きな病気を患ってきたそうです。「でも、病気になったからってクヨクヨしても仕方がないでしょ。この前、心臓病で集中治療室に担ぎ込まれたときは、『血管を広げるステントを入れた』と説明されたのに、すぐに忘れちゃったから、ステント、ステント、ステンドグラスと言いながら覚えたり。ナースやドクターに、ひそかにあだ名を付けて楽しんだりと、自分で楽しむことを見つけているそうです。糖尿病だから本当は甘いものはあまりいただけないけれど、食べたいものは『先は短いんだから』と我慢せずに食べてしまう。もうこの年まで生きてきたら、いつお迎えが来ても覚悟はできています。だから、嫌なことは我慢しない。面倒なことは全部しないことにしたのです」と楽しむ事にしているそうです。

2009年に最愛のご主人を送り、しばらく一人暮らしをし、90歳から次女の久美子さん一家と同居し始めたそうです。いまは料理をするのも仕事の時だけと決めているそうです。

★登紀子さん人気レシピ

◀鶏の煮おろし▶

材料

( 2 人分)

・鶏もも=肉150g
・大根=15cm
【A】
・だし=カップ1
・みりん=大さじ3
・うす口しょうゆ=大さじ2
・塩=少々
・赤とうがらし (小口切り)少々
・細ねぎ (小口切り)少々
・かたくり粉=適量
・サラダ油★大さじ4

つくり方

1

大根はおろし器(あれば鬼おろし)でおろす。鶏もも肉は一口大の薄いそぎ切りにし、ガーゼで包んだかたくり粉をはたく。

2

鍋に【A】を入れて弱火にかける。

3

フライパンにサラダ油大さじ4をなじませ、鶏肉を手早く入れる。

4

八分どおり火が通ったら2の鍋に入れる。ひと煮立ちさせ、大根おろしを加えてすぐに火を止める。器に盛り、細ねぎを散らす。

◀鈴木家の絶品!和風サラダ▶

材料

( つくりやすい分量/半量でもよい )

・キャベツ=600g
・にんじん=正味50g
・きゅうり=2本 (200g)
・みょうが=5コ
・青じそ=20枚
・粗塩=大さじ1強
*野菜の重量の2%。

つくり方

1

大きめのボウルを用意する。キャベツは1枚ずつ水で洗い、芯を切って葉を2枚に切り分けて重ねる。縦に3つに切ってから、2cm幅のザク切りにする。にんじんは皮をむいて長さ3cm、幅7~8mmの薄い短冊形に切る。きゅうりは水で洗って天地を切り落とし、薄い小口切りにする。みょうがは水で洗い、小口切りにする。青じそは縦に包丁を入れて軸を切り離し、縦に巻いてせん切りにする。切った野菜をそれぞれ順にボウルに広げる。

2

粗塩をふり、はじめは弱く、だんだんに強くもみ、しんなりとなったら水けを強く絞って器に盛り、冷蔵庫で冷やして食卓に。好みでしょうゆを落としてもよい。

! ポイント

はじめは野菜が堅くて割れやすいので、だんだんに力を入れていくと、かさが減って、水分が出てくる。

さっそく和風サラダに挑戦してみます😊

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