5月28日午前7時45分ごろ、川崎市多摩区 小田急線 登戸駅付近で、通行人が多数刺されるという事件が発生した。
神奈川県警によると、複数の子どもを含む16人程度が負傷し、大人1人と子ども1人の計2人が心肺停止だという。刺したのは男とみられ、神奈川県警が身柄を確保。
県警によると、男は自らの首付近を刺して負傷した。現場では包丁2本が見つかったという。通学バスを待っていた児童らが被害に遭った模様。
現場は川崎市多摩区登戸新町の住宅街の一角で、JRや小田急線が乗り入れている登戸駅から北西におよそ250メートル離れた場所。現場とみられる付近の公園は児童の送迎バスの集合場所となっていて、事件が起きた時間は児童の登校時間帯にあたっていた模様。
警察によりますと、これまでに6歳から7歳の小学生の女の子13人と、大人の男女3人の合わせて16人がけがをして手当てを受けていて、このうち大人2人と小学生1人が心肺停止の様子。
また消防によりますと、19人がけがをしているという情報もあります。
警察は刃物で刺したと見られる40代から50代くらいの男の身柄を確保したが、男も自分の首を刺して意識不明の重体。
現場では包丁2本が見つかったということで、警察が殺人未遂の疑いで調べるとともに、詳しい状況の確認を進めています。
登戸駅
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登戸駅(のぼりとえき)は、神奈川県川崎市多摩区登戸にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・小田急電鉄の駅。
登戸駅 | |
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JR登戸駅生田緑地口(2015年5月5日)
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のぼりと Noborito |
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所在地 | 川崎市多摩区登戸 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本・駅詳細) 小田急電鉄(小田急・駅詳細) |
駅周辺
商店街が小田急線に沿って線路両側にあり、特に下り線側は向ヶ丘遊園駅まで店舗が続いている。上り線側には登戸駅前郵便局がある。駅周辺は始発から終電まで概ね人通りが絶えない。
登戸区画整理事業に関連して、当駅と向ヶ丘遊園駅周辺は川崎市の再開発計画があるものの、具体的な内容は決まっていない。このため、用地買収ができないことから、小田急は自社保有の範囲で可能な暫定3線化工事を行うことになった。
駅前交通広場には川崎市交通局(川崎市バス)の路線バス停留所が新設され、2007年9月3日から乗り入れを開始した。広場の中央部はタクシープールとなっているが、いくつかの従来店舗や仮設店舗などが残っているため、9台分しか確保できていない。
広場の川崎側は区画整理済みで、雑居ビルが建っているが、向ヶ丘遊園駅側の方は昔からの店が残っている。これも将来土地区画整理事業によって整理され、道路がまっすぐ引かれる予定である。
- 川崎市立多摩病院 多摩川口東側のエスカレーターを下りて右側の通路を直進。
- 小田急バス登戸営業所 多摩川口から川崎市バスで、和泉停留所下車。