【腰痛改善?!】1/28今日の健康・紺野愼一教授

きょうの健康 あなたの腰痛 改善の決め手「腰痛のタイプ」が2019年1月28日(月)20:30~20:45 NHKEテレにて放送されます。

腰痛には、椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭さく、終板の障害など画像診断ができるもの、椎間関節、仙腸関節、筋肉からくる腰痛など画像診断ができないものがある。

番組内容

腰痛には実に多くのタイプがある。ほとんどは心配する必要がないものだが、ごくまれに骨のがん、がんの骨転移、化のう性脊椎炎など重大な病気が隠れていることがある。安静にしていても腰が痛む場合は要注意。画像診断ができるタイプとして、椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭さく、圧迫骨折、終板の障害などがあり、画像診断ができないタイプとして、椎間関節、仙腸関節、筋肉からくる腰痛、心理的要因による腰痛などがある。

紺野 愼一(こんの・しんいち)

福島県立医科大学 教授。学生時代は剣道部。1993年4月から1994年3月に海外留学。(スエーデン ヨーテボリ大学) 研究分野は、腰椎変性疾患の病態と治療、腰痛の治療、慢性疼痛の病態解明。

著作 『組む。』-l nDesignでつくる、美しい文字組版 ミルキィ・イソベ

専門
整形外科、特に脊椎・脊髄外科、腰痛の研究と治療。
経歴
1984年自治医科大学医学部卒業

出演者

講師

福島県立医科大学教授…紺野愼一,

キャスター

黒沢保裕,岩田まこ都

以下はNHK公式ページより(2018年7月2日更新分)

腰部脊柱管狭窄と末梢動脈疾患とは

腰部脊柱管狭窄は「骨と神経の病気」、末梢動脈疾患は「血管の病気」と全く違うのですが、実は、この2つの病気は、症状がよく似ています。

共通している症状は「間欠跛行(かんけつはこう)」。間欠跛行は、長く歩いていると腰痛や脚のしびれ・痛みなどの症状が強くなって歩けなくなり、少し休むと回復して、再び歩けるようになるものです。発症しやすい年齢も共通していて、どちらも「60歳以上」です。

腰部脊柱管狭窄、末梢動脈疾患

40歳以上の腰部脊柱管狭窄の推定患者数は約365万人ですが、そのうち7~26%が末梢動脈疾患を合併しているというデータがあります。人数にすると24万~95万人。合併している人が非常に多いことがわかります。
末梢動脈疾患は命に関わることがあるので、どちらの病気なのか、合併しているのか、きちんと診断してもらう必要があります。

腰部脊柱管狭窄なのに末梢動脈疾患と診断されているケースや、末梢動脈疾患なのに腰部脊柱管狭窄と診断されているケース、そして、2つを合併しているのに正しく診断されていないケースが実際にあるといいます。

※「末梢動脈疾患」は、以前、「閉塞性動脈硬化症」と呼ばれていましたが、現在は、そのほかいくつかの病気を含めて、国際的に「末梢動脈疾患」に統一されています。「PAD」や「末梢血管障害」とも呼ばれています。

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